11月5日の天気予報は数日前から怪しく、午前中の観察会だけでも天気が持ってくれることを祈って当日を迎えました。
曇天で迎えたスタートでした。
今年の秋は暖かい日が多かったため、樹にはまだまだ葉っぱが残っていましたが、夏には見つけにくいカラスなどの巣も見えて、いろいろな話を当観察会の先生に教えていただくことが出来ました。
カラスはお出迎えしてくれたのですが、多くは「声がすれど姿なし」
それでも、アカゲラやカケス、シマエナガのわずかな姿が見えたようです。
シジュウカラやヤマガラを見ることも出来ました。
イチイの赤い実の中のタネの部分だけを食べていたヤマガラの観察をしていて、その場所に落ちている”実”だけと樹についている”タネが残っている実”を比較していたところ、すぐ近くの梅の木の枝から、ヤマガラにまるで怒られてしまったかのように鳴かれてしまいました。
「そこはボクの食事の場所だから、出てってくれない?!」と言われているみたいと参加者みんなで感心してその場を離れました。
今年の平岡公園主催の観察会は今回が最後です。
11月9日にはツリーウォッチングがありますが、こちらのテーマが「樹木と野鳥の関係」ですので、この日も野鳥の観察ができます。
相手は野生の生き物ですから、この日確実に出会えるわけではありませんが、よろしかったら平岡公園の樹木とこの時期の野鳥の観察にご来園ください。
ツリーウォッチング:11月9日(水)10:00~(5分くらい前までに平岡公園第1駐車場へ直接お越しください)