予定していた開催日が雨天のため延期になった、春の湿生植物観察ツアーを27日に開催しました。
この日は朝から晴天で、木々の葉が茂る湿地の木道を、いろいろな湿生植物を観察し、その説明を聞きながら歩くのはとても気持ちが良かったです。
イネ科の植物(ツルヨシとヨシの違い、クサヨシとヨシの違いなど)の見分け方や、見た目がよく似ている「イヌスギナ」と「ミズドクサ」の違い、「セリ」と「ドクゼリ」の違いなど、その場その場で実物を比較しながらの観察は大変興味深いものでした。
上流側にある天然の湿地を観察したら、次は人工湿地へと移動します。
人工湿地では、サギスゲが見頃を迎えていました。
ここでは人工湿地の水質の変化と人工湿地の植生の変遷など、多くのことを説明していただきました。
いつも見ている湿生植物たちが、ちょっとだけ違って見えた観察会でした。