今日は湿度も高く、むしむしする日でしたね。
そんなむし暑い中でしたが、今日は酪農学園大学の学部生の授業の一環として、
平岡公園で野外実習が行われました。大型のバスに乗って平岡公園に到着!
湿地の近くの広場にて全体説明の後、4つのチームに分かれて実習を行いました。
今日は外来植物、水質、トノサマガエルをテーマとして、調査方法やデータの取り方など、
環境に関する基礎的な知識を実習で学びました!
トノサマガエルは、平岡公園にも生息している両生類の1種です。
本州では、数が少なくなりつつある在来の生き物として取り扱われていますが、
北海道では、本来道内には生息しない生き物、国内外来種という扱いになります。
食いしん坊なトノサマガエルは昆虫など様々ないきものを捕食します。
今日は、サンプルに持ってきたトノサマガエルが、どんなものを食べているのか、胃の内容物の調査を行いました。
カエルの扱いもおてのものです。方法は非破壊検査、ちょっとしたテクニックが必要です。
体重や体長などのサイズ測定も行いました。
中にはカエルが苦手な人も。。頑張って!
こちらは、作業が済んだカエル達。やれやれだぜ・・・といった表情ですね。
札幌市公園緑化協会では、都市公園における良好な生態系の保全を図り、課題解決にあたるため、
酪農学園大学と協定を結び、調査研究活動にとりくんでいます。
平岡公園は、調査フィールドとして様々な生き物の調査や、環境教育などが行われています。
にぎやかな実習会場のとなり、今日の人工湿地です。
湿性植物たちの静かなバトンリレーが繰り広げられています。
白く見えるサギスゲも終盤です。綿毛とともに、タネがふわふわと飛んでいきます。
エゾミソハギが咲き始めました。
とっても小さい花なのですが・・・
ホソバノヨツバムグラはアカネ科ヤエムグラ属の多年草、湿った土地に生育する植物です。
花は本当に本当に小さいです。
茎も軟弱で弱々しい印象ですが、よく見るとかわいいんですよ!
ぜひ、探してみて下さいね。