★この記事の写真は、全て11月6日(木)に撮影しました。
天気予報だけでなく、実際に雪が見られるようになり、紅葉という言葉ももう大分前のことのように思えます。
そんな今日、第4駐車場の向かいに赤く染まった樹を見つけました。
遠くからでも、目を惹きます。
近づいてみると、ヤマモミジのようです。
紅葉というのは不思議なもので、同じような場所に立っている同じ樹種でも
「ここの木は早く色づくけど、道路の向こうの木は遅い」なんて現象をよく見かけます。
日光の当たり方、気温・地温の変化、風向きや強さなどわずかな環境の違い、その木が健康かそうでないか、など
いろんな要因が重なって、紅葉のタイミングが決まるのだと思われます。
そのため「この木は○○だから紅葉が遅い!」と決定づける事はとても難しいのです。
ひとつ言えるのは、このヤマモミジは今現在、綺麗に色づいている、という事です。
木の下に立つと緑色の葉もあり、まるでちょっとだけタイムスリップしたようです。
それでも、季節は確実に冬に向かっています。
ヤマモミジの近くで、すっかり葉を落としたナナカマドの実が風に揺れていました。