本日は今年からはじまった新イベント!「ひらおか自然まるごと探検隊④」を開催しました!
いよいよ今回は最終回っ!テーマは「公園の危機を救え」です!
平岡公園にはもともといなかった植物や動物のこと、そしてキタキツネとエキノコックス症について
考える内容でした。
午前中は、公園内ある外来生物を探していきます!
お花の色、葉の形、はえている場所などのヒントを頼りに、指名手配犯(外来生物)を探します!
なかなか見つけるのが難しいものや、区別のつきにくいものなど様々なものがありました。
左オオアワダチソウ 右セイタカアワダチソウ
あっ!オオアワダチソウにハサミムシのおしりが・・・
普段から見慣れている植物でも、意外と外来生物であったり新しい発見がたくさんでした!
さて、午後からはエキノコックスの専門家の神谷隊長(環境動物フォーラム代表)、小林副隊長(環境動物フォーラム)にお話を聞きながら、
エキノコックスとはなにか?どんな風に危険なのか?どんな生き物なのかを教えてもらいます。
2人とも真剣です!!!
まずは、キツネについてどんな所にいるのか、何を食べているのかなどなど詳しい生態を
教えてもらいます。
エキノコックスは名前は聞いたことがあっても、なかなか実物を見たりすることは出来ませんが、
今日は貴重なエキノコックスの成虫標本と成虫模型を見せてもらいました。
みんな「こんな形なんだ!」と驚いていましたっ!
続いて、エキノコックスの一生と感染経路について。
主にエキノコックスに感染したキツネの糞が何らかの形で、人の口に入ることで、
エキノコックス症に感染します。1番の予防方法は、外出した後の手洗い、うがいとのこと!!!
必ず守らないとですね。
顕微鏡を使ってエキノコックスの成虫も見せてもらいました。
これは成虫から卵が出ている貴重なところ!顕微鏡に見入っていました!
(※色が赤いのは観察しやすいように染色したためです。実際は透明だそうです)
下の方に写っているつぶつぶがエキノコックスの卵!
今日はタイトルが少し重たい内容でしたが、探険隊員達は最後まで真剣に参加してくれました。
なんとなく名前だけ聞いた事あってなんだか危険そうという物も他に沢山ありますが、しっかり理解して対処すればそんなに恐れる事もなさそうです。
目に見えない公園で起こっている事に注目し、みんなで楽しく調べられました!
今回で今年の「ひらおか自然まるごと探検隊」は終わりとなりますが、また来年元気な探検隊のみんなと一緒に外で活動できる事を楽しみにして!
また一緒に活動しましょう!!