9月7日(土曜)、「ひらおか秋のチョウチョと虫の観察ツアー」を開催いたしました。
夏のイベント「ひらおか夏のチョウチョと虫の観察ツアー」でも講師をして頂きました、昆虫の専門家の問田高宏さんに、
平岡公園で見る事が出来るチョウチョや昆虫について教えて頂きました。
まず最初に見つけたのはシャクガの幼虫です。
木の枝になりきっているようで、ツンツンと指でつついてもこのポーズを保っていました。
木道ではチョウチョを観察できました。
タテハチョウの仲間で、ミドリヒョウモンです。うらが青白くなっているのが特徴です。
葉の上にいたオオコシアカハバチの幼虫。体の黄色のトゲトゲが不思議な幼虫です。
毒はないそうです。
草原のある広場へ行くと、コバネイナゴを見つけることが出来ました。
体色が鮮やかなグリーンでとてもキレイですね。
平岡公園で今の季節によく見ることが出来る、ナツアカネ(左)とアキアカネ(右)です。
一見同じトンボに見えますが、胸の横中央の黒い太い見分けるそうです。
左の写真のナツアカネは、胸の中央の線が太いまま切れていますが、右の写真のアキアカネは胸の中央の線が細くなっていっているのが分かります。
捕まえて近くでじっくり観察をしないとこの2種を見分けるのはとても難しそうです。
アキアカネは10月頃まで園内で観察できるそうなので、見分ける方法をマスターしたいですね!
人工湿地ではエゾアオイトトンボを観察しました。
ルリボシヤンマかオオルリボシヤンマもいましたが、遠くからの観察となりました。
他にも、スジグロシロチョウ、エゾマイマイ、ヨモギハムシの仲間、ナガコガネグモなどを観察することが出来ました。
前日が雨だったこともあり、チョウチョや昆虫が姿を見せてくれるか心配でしたが、多くの種類のチョウチョや昆虫を観察できました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!