今日は曇天ではありましたが、「ひらおか春の湿生植物観察ツアー」および「平岡公園湿地観察会」合同ツアーを開催しました。
元札幌市立大学教授の矢部和夫先生といつもイベントで案内していただいている平岡どんぐりの森のゆうさんに来ていただきました。
まずは開催のあいさつとルート案内から始めます。
梅の香橋から上流湿地を見下ろしての解説です。
エゾノリュウキンカです。園内の湿地環境が肌に合っているのか、数を増やしているようです。
人工湿地内での植物観察です。ここに生えているカキツバタ、園芸品種ではないカキツバタです。
かなり雲行きが怪しくなってきました。人工湿地近くの四阿内部で雨宿りをしつつ、矢部先生、ゆうさんから人工湿地の植物についての解説をしてもらいます。
次にホオノキの花の匂いを嗅ぎに梅林へ移動です。
本来かなり高い場所に花をつけるため、匂いを嗅ぐのはかなり難しいのですが、園内の一部では手の届く範囲にも花をつけるため、嗅ぐことが可能です。かなりいい匂いがしました。あと1週間ほどは持つかもしれないとのことでした。
途中からの雨で少々大変でしたが、いろいろと面白い話を伺うことが出来ました。次は7月2日にゆうさんを招き「平岡公園湿地観察会」を開催します。ぜひともお越しください。
次回平岡公園湿地観察会
日時:7月2日 10:00~12:00
集合場所:第一駐車場
参加費:200円
なお、公園内の動植物の採取は禁じられております。また、植物保護のため園路や木道から出ないようお願いいたします。