本日はツリーウォッチングを開催しました。
いつもですと「平岡どんぐりの森の「ゆうさん」こと佐藤祐一さんを始め…」という文章から始まるのですが、今日はゆうさんの都合が合わず、管理事務所職員で解説を担当させていただきました。楽しみにされていた方、申し訳ありません。
本日のイベントでは平岡公園に生息する恐竜の生き残りの話や宇宙に関係している動植物の話をしましたが、特に森林の更新を主な題材としてお話させていただきました。
こちらイタヤカエデの種子です。
オオバボダイジュの種子もそうですが、この手の種子はプロペラのような器官と風を利用して、自分の親となる木から離れた場所に運ばれます。
こちら、いろいろな鳥類や哺乳類(人間含む)に愛用されているサルナシ(コクワ)の花です。
こちらの種子は、鳥類や哺乳類に食べられて他の場所に運ばれます。
そして、その運ばれた先が
このような倒木の近くですと
上写真中央のように木々の間に隙間が出来ており、そこから入る太陽の光を用いて成長することが出来ます。
(それでも、立派な木になるまでには様々な試練がありますが)
園内を2時間少々歩くだけでも、様々な動植物の生存戦略を垣間見ることが出来ます。
そんな平岡公園の生物を見に、ぜひいらしてください。
また、本日のイベント冒頭で触れたホオノキについて、「花は終わった」とお伝えしましたが、まだ園内で咲いているのを確認しました。梅林ログハウス横のホオノキです。
本日(2024年6月19日)撮影したものです。木の近くではホオノキの花から発せられる甘い匂いを感じることが出来ます。興味のある方はぜひお越しください。
次回のイベントではゆうさんが講師として来ていただく予定となっておりますので、本イベントにもぜひまたお越しください。