問田先生に種名などを再度ご確認いただきました(8月13日更新)。種名に関して、いくつか訂正がございます。担当スタッフ、聞き間違い王のため大変申し訳ございません。
8月6日土曜日は「ひらおかチョウチョと虫の観察ツアー」、略して「虫ツアー」を開催しました。
参加者は29名。参加者の虫捕りギアを見るだけで期待感高まります。やはり親子でのご参加が多く、本気モードのツワモノも。
とっても謙虚な問田先生。準備運動として、捕虫網の使い方を教えていただきました。手に持っているのは、釣具屋さんで見つけたという柄でカスタマイズした特大捕虫網です。
問田先生によると、このカスタマイズ捕虫網は「北海道の虫屋さんの知恵」だそうです。各分野のお手製ギアやおすすめギアを拝見したいものです。
まず、見つけた虫の上からそっと網をかぶせます。網を上に伸ばしておくと虫たちは勝手に登ってくるので、上に登ってきたら優しく包んでゲットします。と、我々ここで参加者が持っている網が一般サイズであることに気づきます。どんまい、どんまい。
先生がリラックスできればここは良し、ということで虫ツアースタートです。
集合場所から梅の香橋を渡る前までは、毎回シデムシとダンゴムシのトラップにはまり結構時間を割いてしまうので要注意です。今回はセミの抜け殻にはまった子ども達が多かった。
そんな中、今年のイベントでは初出のトホシカメムシを見つけた子がいました。グッジョブ。
できるだけ自由に虫探しをしていただいとは思ったものの、結構フリーダムな広がりになってしまいました。でも、遠くに行き過ぎることもなく、スタッフは安心して最後尾を死守できました。
そして絶対に正確な名前を知らせたいと、ひとり図鑑を片手に頑張る真面目な問田先生。次回は先生にもフリーダムを。
上流湿地に下りると、トンボやチョウ、甲虫の種類もグッと増えます。そして、この日を待っていたかのようなタマゴダケの姿が。
今回の子ども組のアイドルはオニヤンマでした。草むらを全速力で駆け回る子ども達を久々に見た気がします。
一方、大人組は動きの少ないイモムシ観察。
ブルーメタリックでカッコいいハンノアオカミキリを見つけた子もいました。オニヤンマを捕まえられなくて悔しがっていたけど、十分すごいよ。
途中のトイレ休憩も油断なりません。なぜなら、そのトイレは虫の利用が絶えないスタッフいち押しのトイレだからです。
さて、ここでみんなの虫かご拝見タイム。「メルヘン虫かご」にはシロモンフサヤガの幼虫もいました。気になる方は画像検索してみてください。可愛いですよ。
休憩後は、こちらも期待大の人工湿地。イトトンボ類が沢山見られます。
昼間に現れるのが珍しいオサムシも。子ども達、みんなよく見てるね。
後ろ髪をひかれつつ、虫ツアー終了です。皆さんここに載せきれないほど虫を見つけていました。ご参加いただいた皆さま、久々の虫ツアーはいかがでしたでしょうか。
個人的な収穫は、いつも気になっていた甲虫がキマワリだと分かったことです。ついでに個人的な成果は最後尾を死守できたことです。
次回の虫ツアーはバッタたちが見頃になる時期かと思います。参加者の皆さんも問田先生ももっと虫探しを楽しめるようにスタッフ頑張りますので、また遊びに来てくださいね。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。それから、問田先生お疲れさまでした。どんぐりの森の中田さん、とってもとっても助かりました。登場してくれた虫たちにも感謝です。次回の虫ツアーもよろしくお願いします。
「ひらおか秋のチョウチョと虫の観察ツアー」
【日時】9月3日土曜日 10時から2時間程度
【集合】平岡公園第1駐車場
【参加費】おひとり100円
- 予約不要
- 受付がございますので、時間に余裕を持ってお集まりください。
- 雨天等で中止の場合は当日朝8時過ぎに当ホームページにてお知らせいたします。
- 捕まえた虫たちは、種名確認後に逃がしてあげます。持ち帰ることはできません。
秋の虫ツアーの前に、8月20日土曜日開催のにぎわいフェスタにも問田先生が来てくれますよ。こちらもお楽しみに。