本日は、酪農学園大学の学生さんたちを講師にお迎えして、カエルツアーを行いました。
会場には、平岡公園に棲んでいるカエルの他に、札幌近郊で捕獲したカエルも展示してくれました。
実際にカエルを観察する前に、まずは「在来種」と「外来種」の説明から。
もともと北海道にはいなかった「国内外来種」のトノサマガエルが人の手によって自然に放され、平岡公園にも棲みついてしまっています。
以前から生息しているのはエゾアカガエルやアマガエル。それより体が大きいトノサマガエルは食べる量も多く、希少種の昆虫やエゾアカガエルの子どもまでも食べてしまうそうです。
自宅で飼っていたカエルなどの生き物を絶対に公園などに放さないでねとお話がありました。
こちらは、在来種のエゾアカガエルと、
ニホンアマガエルです。
指先に吸盤があります。
お話を聞いた後は、実際にカエルを触ってみます。
ここから紹介するカエルは国内外来種です。
まずは、トノサマガエル。
みんな、おっかなびっくり触っています。
でも、慣れてきたらこんな感じ。(^_^)
こちらは、トウキョウダルマガエル。
仰向けにすると、おとなしくなっちゃいました。
ちょっと臭いツチガエル。
水がなくても大丈夫なアズマヒキガエル。
ここで紹介したのは、札幌や札幌近郊で捕獲されたカエルたちです。
公共の公園内では動植物の採取は禁じられていますが、もともと棲んでいなかった生き物を放すことでも自然のバランスを壊してしまいます。
生き物たちについての理解を深め、身の回りの自然を守りましょうね。
平岡公園では、いろいろな生き物の観察会を開いています。ぜひ、ご参加ください。
7月の開催予定は以下のとおりです。
7月21日(土)10:00~ ながぐつの土ようび-川のたんけんたい
7月27日(金)19:30~ ヘイケボタルを観察しよう(1)
7月28日(土)10:00~ 夏のチョウチョ観察ツアー