いつも平岡公園をご利用いただきありがとうございます。
先日開催した「ひらおか夏のチョウチョと虫の観察ツアー」の報告に合わせて、今回は平岡公園でみられる虫たちの一部を紹介したいと思います。
まず平岡公園でもよく見られるトンボのなかまです。
このほかにもいくつかのイトトンボのなかまやヤンマのなかまも見ることが出来ます。
(こちらは道路上で死んでいたオニヤンマを西岡公園スタッフに標本として作っていただいたものです)
次に、チョウのなかまです。
ジャノメチョウやヒョウモンチョウのなかまでしょうか。今回は採取しませんでしたが、モンキチョウやキアゲハも見ることが出来ます。
キアゲハの幼虫もいました。
2cmほどのまだまだ小さい幼虫でしたが、ちゃんとツノを出して威嚇できます。
お次はおそらく園内最強の虫、「シオヤアブ」です。
しっぽの先端に塩の塊のようなものがついているのでオスとなります。
スズメバチやオニヤンマといったムシ界の最強格も襲ってしまうとのことです。すごいですね。
そのほかにもカミキリムシやバッタのなかまなど多くの虫を見ることが出来ました。
平岡公園ではこのように一般の方々が楽しめるムシから、マニアも喜べそうなムシまで幅広く生息しています。
平岡公園にお越しの際はこれらの生き物もぜひ見て行ってください。
なお、お約束事ではございますが、
公園内での動植物の採取・捕獲、園路から外れる行為は原則禁止となっております。
今回のような体験をされたい方は、ぜひ公園管理事務所主催のイベントにご参加ください。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
このような虫たちを実際に間近で見ていただけるイベントもご用意しております。
・8月19日:夏休み平岡公園にぎわいフェスタ
・9月2日:ひらおか秋のチョウチョと虫の観察ツアー
こちらのイベントもよろしくお願いいたします。
おまけに今回のイベントで見られた虫以外の生き物を紹介します。
アカゲラの幼鳥です。最近よく見かけるようになりました。
ニホンカナヘビです。こちらの写真は成体ですが、幼体も最近よく見ることができます。