平岡公園- 住宅街に囲まれたオアシス -

ツリーウォッチング(7月20日開催)

2022.07.22

7月20日は毎月恒例のツリーウォッチングを開催しました。

参加者は8名。ガイドのゆうさんの声が届くちょど良いサイズのツアーでした。

まず最初に立ち止まったのはコナラの木。二次伸長の時期で、明るい色の葉っぱが目立ちます。このような二次伸長をするのは、不安定な場所に生える木に多いそうです。

コナラの二次伸長

コナラの二次伸長

雨の後だったので、予想どおりエゾマイマイがあちこちに。それに加えて、セミの幼虫が散策路を歩いていたり、羽化したばかりのセミが散策路脇でゆったりしていて油断なりません。ゆうさんも、人間に踏まれないように木に移動させてあげたりと大忙しです。

それから、キノコもたくさん出ていました。自信を持って言えるのはツチグリ。それ以外はよくわかりません。

落ちている梅の実を見ながら食べ物の話も。より真剣に聞き入っている気がするのは私だけでしょうか。

話を聞き入る参加者

話を聞き入る参加者

 

さっ、木の方に目を向けましょう。

ハリギリはお盆過ぎに花を咲かせ、実をつけるのは10月頃。遅く実る木の実は、渡りの前の鳥たちにとって貴重な食料になるそうです。

ハリギリのつぼみ

ハリギリのつぼみ

触りたくない木ナンバーワン、ウルシの仲間も果実やつぼみが目立ちます。ヌルデは豊平川の西側の旭ヶ丘の方ではたくさん見られるそうですが、川の東側では少ないそうです。平岡公園ではそういう植物が他にも見られるので、分布の境界線が気になって仕方ありません。

似ている木と言えば、シナノキとオオバボダイジュ。どちらもまだ花は見られますが、日当たりの良い場所では実になっていました。

梅林からトイレの横を通って下っていくと、右手に大きいキハダの木があります。ミカン科に属し、実はまさにミカンの香りということで、落ちてる実を探して嗅いでみました。少しつぶすと苦味強めのスパイシーな大人の香りが。気を付けないと小さいカタツムリをつかんでいる場合がありますので、つぶす前に要確認です。

 

空を見上げるとオニヤンマが3匹飛んでいました。ゆうさんによると、下の写真の通路を挟んで右手の人工池側はオオルリボシヤンマの縄張り、左手の沢側はオニヤンマの縄張りだそうです。人間の知らない境界線がまだまだありそうです。

ヤンマ2種の縄張り境界ヤンマ2種の縄張り境界

 

ここから人工湿地に少し立ち寄り、上流湿地を通って今回のツアーは終了でした。集合時間の少し前まで雨が降っていたので短いルートにしましたが、今回は特に樹木に集中できて個人的には十分満喫できました。はい、スタッフにも関わらず思う存分楽しんでいますよ。参加者の皆さまはいかがでしたでしょうか。

 

8月のツリーウォッチングはお休み。次回は9月21日に開催予定です。

今月末から来月にかけてワクワクなイベントが目白押しです。是非、イベント予定表を下の方までじーっくりとご覧ください。

令和4年度イベント予定表一覧

 

それでは、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。次回もお楽しみに。