みなさまこんにちは。今日は最高のお天気、エゾハルゼミの声とともに一日がスタートしました。
新緑は日に日に色濃くなってゆきます。
緑の中の散策が爽やかで心地よい季節です。
衣替えをして、薄着になることが多くなりますが、肌を露出した服装はフィールド散策には不向きです。
虫さされや、ウルシなどのかぶれやすい植物にご注意ください。
樹林地で多く見られる、ツタウルシとヤマウルシ。体質によって差はあれど、触らないのが一番です。
樹林内のあちこちで咲いている、小さな白い花をご紹介します。
クルマバソウはアカネ科クルマバソウ属の多年草です。
小さな白い花はよく見るとロウトのような形をしています。
葉のつき方が車輪のように見えることからその名がついたとされています。
コンロンソウはアブラナ科タネツケバナ属の多年草です。
沢沿いなどの湿った場所を好む植物です。
林内を吹き抜ける風にゆらゆら揺れて、涼しげです。
樹林地を抜けて湿地のエリアへ。トコトコと、歩く音も楽しい、木道散策。
ミズバショウが見違えるほど大きくなっています。
花のころの可憐な姿からは想像もつかないほどたくましいお姿。
お日様サンサン、全天の人工湿地は、色んな生き物が観察できます。
※生き物を捕まえること、放すことはしないでください。
小さくて、きれいな色のトンボがいました。繊細な体ときれいな色、小さいけれど目をひきます。
エゾイトトンボは、イトトンボ科エゾイトトンボ属のトンボです。
北海道の水辺でごく普通に見ることができます。
小さな範囲内で、ある一定のコースをゆったりと旋回していました。
週末はお天気も良さそうですので、自然観察をしながらの園内散策はいかがでしょうか。
皆さま、良い週末をお過ごし下さい。