皆さまこんにちは!今日は市内の小学校は夏休み最後の日、
入道雲がもくもくとふくらむ、夏日となりました。
園内では黄色いつり船草、キツリフネが咲きました。
キツリフネ(Impatiens noli-tangere)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。
先日ご紹介したツリフネソウと同じ仲間の植物で、水辺や林縁などのやや湿った場所に生育します。
ツリフネソウよりも、葉や茎などやわらかい印象です。
種小名の‘noli-tangere’は、ラテン語で‘触らないで’を意味する言葉で、
果実に触ると種子がはじけ飛ぶ特徴が、由来となっています。
種子がはじけ飛ぶことで、生育地を拡大することができるのです。
はじけ飛ぶ様子は果実が熟す頃にまたご紹介したいと思います^^/
ムクゲ(Hibiscus syriacus)も咲いていました。
ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉低木です。
夏を代表する花木のひとつで、茶花としても親しまれています。
中国やインドが原産で、古く奈良時代の頃に持ち込まれたとされ、歌や俳句などにも詠まれることの多い花です。
朝、咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花です。
降ったりやんだりの、今日の雨のしずくがまだ残っています。
本日の観察ポイントはこちら↓ ピンクの星の周辺で見られます。