皆さまこんにちは!今日は樹木の観察会、ツリーウォッチングを開催しました。
北海道自然観察協議会指導員の佐藤佑一さん(ゆうさん)の案内のもと、
いきいきとした緑の中を散策します。
ハネナガフキバッタの幼虫がいました。フキの葉を食べるバッタです。
今日は、平日ですがたくさんの方々にご参加いただきました。
平岡公園は、山林の樹木と水辺の樹木の両方を観察することができます。
ヤマナラシはヤナギ科ヤマナラシ属の落葉高木です。
山で枝がさわさわさわっと揺れていたらこの樹木かもしれません。
平たくて長い葉柄が風をうけて揺れやすい構造になっています。
ヤマブドウの花がもうすぐ咲きそうです。
姿はつる状ですが、れっきとした樹木です。
ヤマブドウはブドウ科ブドウ属の落葉つる性木本です。
ミズナラのどんぐり、まだ小さなつぶの状態です。
オオバボダイジュの花はまだこれから、プロペラのような翼がついています。
シャクジョウソウ科ギンリョウソウ属の多年草です。
葉緑体をもたないため光合成は行わず、菌類を通じて栄養を得て生活する腐生植物です。
人工湿地では、クロバナロウゲが咲きはじめましたよ!
バラ科クロバナロウゲ属の多年草、比較的標高の高い湿原などで見られる植物ですが、
北海道では低地でも生育することができます。
明るいグリーンにサギスゲの白が散らばって、とってもきれいです。
トンボも数が増えてきましたよ。湿地の池に産卵するペアもたくさん見られます。
湿地を後にして帰路の途中、最後にトケンランが見られました。
しかも2株ならんで咲いています^^
トケンランはラン科サイハイラン属の多年草です。
まだら模様が特徴で、落ち着いた色合いがすてきな、林のランです。
ボリューム満点のツリーウォッチング、樹木だけでなく色んな生き物に出会うことが出来ました。
普段、さくさく歩いていると気づかないことも、みんなで見ながら歩いていると、たくさんのことに気づきますね。
次回のツリーウォッチングは7/17(水)10時~12時です。
テーマは「大きく育つ樹、森の移り変わりを見る」です。どうぞお楽しみに!
今週末、土曜日にはカエルツアーもありますよ。
間近でカエルを観察できる、とっても楽しい観察会です。
参加者を募集中ですので、ぜひご家族でご参加下さい!お電話お待ちしております^^/