みなさまこんにちは!
北海道らしからぬ蒸し暑い日が続いておりますが、体調など崩しておりませんでしょうか?
園内では、林の中に入るとセミの鳴き声が雨のように降り注ぎ、大変賑やかです。
少し歩いただけで、汗が吹き出すような暑さ、それでも虫除けのためには長袖の方がベターです。
園路際でヤマハギの花が咲いています。
萩は秋の七草のひとつですね。
昨日が立秋ですから、少し涼しくなってはくれないものかと思いながらも、残暑はまだまだ続きそうですね。
いつものコース、湿地へ。セリの花があちこちで咲いています。
薬味などでお馴染みの、あのセリです。花は意外と知らない方も多いのではないでしょうか。
そのとき、ガササッという重たげな物音が。
お腹の大きなキリギリス、長い産卵管が見えます。肉食系な顔つき。
北海道に生息する、ハネナガキリギリスの♀のようです。
見事な脚線美。
鳴き声は「ギー!」と「チョン!」の組み合わせだそうです。
木道から降りることはできませんので、葉のすきまから様子をうかがっていますと、
あれ?!何か、こっち見てる??
昆虫に表情筋はありませんので、表情という表現は不適切なのですが、
実に表情豊か、ユニークな印象を受けます。
以前(7/17の記事)で紹介した、葉裏の泥の巣ですが、何か影が見えます!
ストロボをたいてみると・・・
親御さんのようですね。こちらに気づきました。
体の形態からはベッコウバチの仲間のように見えるのですが、その多くは地中に営巣するとされています。
葉裏に巣をつくる仲間はいるのでしょうか。調べている最中です。
もしご存じの方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい!
最後に、、
ツルニンジンのつぼみがふくらんできました。花が楽しみですね。