平岡公園- 住宅街に囲まれたオアシス -

キツリフネ、ムクゲが咲いています

2013.08.19

皆さまこんにちは!今日は市内の小学校は夏休み最後の日、

入道雲がもくもくとふくらむ、夏日となりました。

園内では黄色いつり船草、キツリフネが咲きました。

CIMG3851

キツリフネ(Impatiens noli-tangere)はツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草です。

先日ご紹介したツリフネソウと同じ仲間の植物で、水辺や林縁などのやや湿った場所に生育します。

ツリフネソウよりも、葉や茎などやわらかい印象です。

 

種小名の‘noli-tangere’は、ラテン語で‘触らないで’を意味する言葉で、

果実に触ると種子がはじけ飛ぶ特徴が、由来となっています。

種子がはじけ飛ぶことで、生育地を拡大することができるのです。

はじけ飛ぶ様子は果実が熟す頃にまたご紹介したいと思います^^/

 

ムクゲ(Hibiscus syriacus)も咲いていました。

CIMG3866

ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉低木です。

夏を代表する花木のひとつで、茶花としても親しまれています。

中国やインドが原産で、古く奈良時代の頃に持ち込まれたとされ、歌や俳句などにも詠まれることの多い花です。

朝、咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花です。

降ったりやんだりの、今日の雨のしずくがまだ残っています。

 

本日の観察ポイントはこちら↓ ピンクの星の周辺で見られます。

0819map