みなさまこんにちは!今日も楽しい園内でのできごとを紹介します。
秋晴れの空の下、親子で参加できる自然観察会「ながぐつの土ようび」の日です。
テーマは‘はらっぱのたんけんたい’、今日もいろんないきものを探してみましょう。
キャッチ&リリースのお約束をして、虫取り網が渡されます。
虫取り網を持つと、わくわくして、みんなの表情がいきいきとしてくるから不思議ですね。
リーダーのゆうさんの案内のもと、コースをみんなでまわります。
平岡どんぐりの森のみなさん、酪農学園大学の学生さんたち、虫の観察会で講師をつとめた問田先生も協力で来てくださいました。
梅の香橋からは、いろんなトンボや虫の群れが見られます。
さっそくガガンボの仲間を捕まえました。
湿地へ降りて、水がわき出るところを観察します。
ここからわき出る水が、この湿地にすむ生き物たちの生命の源となっているわけですね。
アカアシクチブトカメムシがいました。
イモムシやその他昆虫の体液を吸う、肉食系のカメムシさんです。
背中に白いワンポイントマーク。お腹側はユニークなドット柄、ストロー状のお口はなかなか強力そうです。
たんけんたい一行は、はらっぱへやってきました。
はっらぱでは、みんなで虫を追い立てながら集めて捕まえます。
コバネイナゴ、ヒメクサキリ、エンマコオロギ、シバスズ、カンタンなどが見られました。
虫たちにまじって意外な生き物・・・若殿様が捕まりました。
たんけいたい一行は、秋の色を呈し広がる人工湿地のエリアへ。
人工湿地はトンボたちの楽園になっていました。
ノシメトンボ、アキアカネ、ルリボシヤンマ、アオイトトンボなどが飛び交います。
水面に浮かぶように、エゾヒツジグサの花が咲いています。
エゾノヒツジグサは花期が長く、次から次へと咲いて夏から秋まで楽しませてくれます。
未の刻(14時頃)に咲くのでヒツジグサというそうですが、午前中からガンバッテかわいい花を咲かせています。
すぐそばでトチカガミも咲いていました。
葉のふちが丸いのがトチカガミの葉です。
たんけんたい一行はこの後、梅林を通り抜けて梅の香橋を渡ってゴール地点へ。
いろいろな生き物をみることができ、にぎやかな秋をみんなで楽しむことが出来ました。
ご参加いただいた皆々様、ありがとうございました。
↑真っ赤に色づいたミヤマガマズミの実