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今日も楽しい園内の話題をご紹介します。
今日は吹く風が急に秋風に感じられるような日でした。
園内ではいたるところで赤い実がはじけております。たとえばコチラ
ちょっと度肝を抜かれるような赤い実ですが、これはホオノキの果実です。
マーブルチョコレートのようなオレンジ色の種皮が、はじけた部分から見えますね。
ホオノキ Magnolia obovata はモクレン科モクレン属の落葉高木です。
枝先にはもう、来年のための新しい芽がちゃんと準備されています。
タイトルにもありますが、かつて、国語の教科書にそのような甘酸っぱい印象の話があったような。。
さて、次にご紹介するはじけた赤い実はコチラ
ツリバナEuonymus oxyphyllus はニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。
色づいたたくさんの赤い実と緑の葉の色は錦のような美しさ。
マユミ桃色の果実をたくさんつけています。
マユミ Euonymus hamiltonianus はツリバナと同じくニシキギ科ニシキギ属の落葉低木です。
盆栽やいけ花などにも用いられるほか、材は弓の材料として用いられたそうです。
今日の冷たい秋風から身を守るように葉の陰に集まってきていたのは、キバラヘリカメムシです。
このカメムシはマユミやニシキギなどの植物の汁を吸うので、この木でよく見られます。
本日の観察マップはこちら↓
赤い星がホオノキ、ピンクの星がツリバナとマユミの観察できるポイントです。