朝からの雨でお天気が心配されましたが、
青空ものぞき、10名ほどの方にご参加いただいて、
ツリーウォッチング「森の恵みと動物たちの暮らしを知る」を開催しました。
最初は、第1駐車場にある色づき始めたニシキギから。
枝に「翼(よく)」と呼ばれる羽がついているのが特徴的です。
紅葉が進むと、バラの花びらと見間違うほどの鮮やかなピンクがかった赤色になります。
こちらは、山菜でおなじみのウドの実です。
メジロが渡りの前に食べていくそうですよ。
先日の暴風雨でずいぶん落ちてしまいましたが、
がんばっているドングリを発見!
変わりやすい秋の空。
突然、大粒の雨が降ってきましたが、 みなさん準備万端!
傘を差しながら観察を続行しました。
人工湿地の周りで、みなさんが注目したのは・・・
ズミの実です。
雨に濡れてリンゴ飴のようになっていました。
人工湿地では、シロワレモコウやエゾリンドウを見つけました。
そして、ミゾソバに似た白い粒々の花が・・・
「アキノウナギツカミ」という花だそうです。
漢字で書くと「秋の鰻掴」という変わった名前。
茎に下向きの毛が生えているので、ぬるぬるしたウナギも掴めるっていうことでしょうか?
やっと雨が上がり、梅林に向かって歩いていると、
サラシナショウマの白い花穂が風にゆれていました。
この他、キタコブシやホオノキなどの実も色づいてきています。
日に日に深まる秋を楽しみに、ぜひ平岡公園にお越しください!