今日は、親子で参加できる自然観察会「ながぐつの土ようび」を開催しました!
集合場所に、ながぐつをはいた参加者の皆さんが集まってきます。
リーダーの北海道自然観察協議会指導員の佐藤佑一さんの案内のもと、
いろんな生き物を観察しながら散策しました。
本日のコースは、第1駐車場を出発して人工湿地へむかう水辺のコースです。
人工湿地のエリアで、エゾアカガエルの卵塊を発見しました!
このプリプリ感。まだ産卵して間もないようです。
するとカエルの声が!
すぐ近くで、エゾアカガエルが水面から顔を出していました。
親御さんでしょうか。
卵塊は、数カ所に分けて産み付けられていました。
あずまやで、バケツに取り分けた卵塊に実際にさわってみました。
プルプルの感触!不思議ですね。ゼリー状の玉の中に黒い小さな粒が見えます。
このゼリー状の部分、成分としてはほとんどが水なのだそうです。
卵を包むこの膜は、母ガエルのお腹から出て、水を吸ってゼリー状にふくらみます。
寒さや衝撃などから大切な卵を守る、親の愛に包まれているんですね。
観察した卵塊を、最後にみんなで水辺に返しに行きました。
ひとつの卵塊には1000個ほどの卵が含まれています。
たくさんの卵から、大人のカエルに育つのは、ごくわずか。
たべられてしまう子どもたちはかわいそうだけど、
捕食者となる多くの生き物たちの命をつなぐという大切な役割を担っています。
卵からオタマジャクシへ、そしてカエルの姿へ、育っていく様子を見に来て下さいね。
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楽しい時間はあっというまです。本日は皆さまありがとうございました。
水辺の生きものを中心に、おもしろいお話をたくさん聞かせて頂きました。
次回は、「わかばの森たんけんたい」5/18(土)10:00~12:00開催です。
皆さまのご参加をお待ちしております^^/