皆さまこんにちは!
連休は天気に恵まれ、公園はお散歩やボール遊びなどをする家族連れのお客様でにぎわいました。
晩秋の今ごろ、樹木の多い平岡公園では、たえまなく降ってくる落ち葉の対応に追われます。
写真下の迷彩柄のような幹の木はプラタナスで、街路樹や公園樹として各地に植栽されています。
プラタナスは、スズカケノキ科スズカケノキ属(Platanus)の樹木の総称です。
プラタナスは、幹のグリーンの部分で光合成を行うことができるのだとか。
新陳代謝のように樹皮がはがれ落ち、迷彩柄のようなまだら模様になります。
特徴的な形の大きな葉っぱ!中にはこんなに大きなものも。
落ちた葉の付け根を見て見ると、、
根元がふくらんでいて、中が空洞、キャップのようになっていますね。
プラタナスの芽は、葉が落ちるまで葉柄の中にかくれています。
葉が落ちると、スポッと冬芽が!
このように葉柄の中に芽が隠れている芽を、葉柄内芽(ようへいないが)とよびます。
葉が落ちて、冬芽がつぎつぎと姿をあらわしました。
ちなみに、園内の落ち葉は、掻いて集めてバックヤードへ運ばれます。
切り返しをしながら、ゆっくりと時間をかけて分解されて腐葉土へとうまれかわります。
プラタナスの葉は組織が分解されにくく、漬け物のようになって残りやすいので困りもの。
葉に混じって丸い実がぶら下がっています。和名のスズカケノキの名前はこの実の形が由来です。
・・・まだ葉が残っているので、落ち葉との闘いはしばらく続きそうですね。