今日は10時から、「ツリーウォッチング『さわやかな新緑の森を歩く』」を開催しました。
北海道自然観察協議会指導員の佐藤佑一さんや、ボランティア「平岡どんぐりの森」の方たちと、平岡の新緑の中を歩き、さまざまな木の名前を覚えたり、見分け方やこぼれ話を聞いたりしました。
朝から雨がぱらついていましたが、10人以上の方がご参加。「ツリーウォンチング初めてです!」という方も5名ほどいらっしゃいました。
一歩あるくとひとつの話、と言っても過言ではない佐藤さんの豊富な知識量に、参加者の皆さんはメモをとりながら熱心に聞いていらっしゃいました。
↓こちらはイヌエンジュ。
↓こちらはコシアブラ。
↓ツルアジサイの白い花。
途中でアカゲラの羽根を拾いました。
よ~く見ると、左右非対称なんです。
人工湿地にも行きました。
クロバナロウゲという花が咲いていました。黒っぽく小さいので分かりにくいですが、背は高いのでよ~く見ると見つけられます。
エゾノヒツジグサという花のつぼみをひとつだけ見つけました。スイレンのような葉っぱが特徴です。
比較的花期が長く、白い花が7月~9月まで楽しめるそうです。
最後は梅林に行き、ホオノキを観察。背伸びしなくても大きな花や独特の香りを楽しめて、皆さま大満足の様子です。
赤いのがおしべです。
今咲いているのは雨で傷んでいますが、つぼみがあと2つくらいありました!
先日紹介したテマリカンボクの隣には、オオツリバナという花がありました。ピークは過ぎてしまったようですが…
薄い緑色の、とても慎ましやかな花が、少し楽しめます。
「ツリーウォッチング」と言っても、木だけではない色んな話を聞くことができました。
次回のツリーウォッチングは7月16日(水)「大きく育つ樹・森の移り変わりを見る」です。
皆様のご参加、お待ちしております。
また、今週末の6月21日(土)には「カエルツアー」や「ながぐつの土ようび『トンボとチョウのたんけんたい』」
6月22日(日)には今日行った人工湿地をじっくりめぐる「春の湿生植物ツアー」を開催します。
詳しくはイベントのページをご覧ください。