みなさまこんにちは!
きのこファンの皆さまにおかれましては、きのこシーズンの到来をお待ち侘びのことと存じます。
朝から毒きのこの話題で恐縮なのですが、今朝見つけたキノコをご紹介。
この肉厚感、そしてすごく反っていますね~。存在感があります。(ちなみに一緒に写っている黄色い花はブタナ)
テングタケに良く似ていますが、形状や生育環境などから察するにイボテングタケのようですが。。
個体差もありますし見分けはむずかしい!正確には遺伝子レベルでの調査が必要です。
イボテングタケ Amanita ibotengutake は、遺伝子マーカーによる分子生物学的調査により、
テングタケ Amanita pantherina とは別の種として2002年に認められました。
いずれにしても毒きのこ、イボテン酸という神経毒の成分を含んでいます。
皮肉なことに、この成分はうまみ成分であるグルタミン酸と構造が良く似ているため、
理論上は「おいしく」感じるようですが、毒ですので、絶対に食べないで下さいね。
そのすぐ近くに、また別のきのこを発見。
何だかポテトチップみたい。針葉樹林に生育するキノコのようです。
色んなキノコが見られる季節がくるのが楽しみですね。