★今回の写真は、全て9月7日(日)に撮影しました。
お花の情報をお伝えするのが、ずいぶん久しぶりになってしまいました。
今日やってきたのは、上流湿地。(マップでは「湿地」と書かれています。)
梅の香橋の下に広がる木道を歩いてみると、木道のそばに、小さい白やピンクの花が咲いていました。
ミゾソバです。
別名は、ウシノヒタイ。特徴ある葉の形から、そう呼ばれているようです。
枝の先にたくさん集まった花は、小さいころよく食べた金平糖(こんぺいとう)のお菓子を連想させます。
撮影時は雨上がりだったので、露が光って本当のお菓子のようでした。
花は小さいですが、群生しているので比較的見つけやすいです。
ミソゾバの変種とされる、オオミソゾバの花も咲いています。
ミソゾバと比べると、葉の形がよりくびれていて、花の色が濃いピンクであることが多いです。
葉の付け根部分にある托葉が目立ったり、葉柄部分に翼があることでも見分けがつけられます。
これから涼しくなってきて、散策には気持ちのよい季節。
「秋の金平糖」、ぜひお楽しみください。